日本の住宅から急速に姿を消した畳の床に代わって増えたのが、フローリング敷きの部屋です。
フローリングは掃除がしやすいだけでなく、畳のようにダニが内部で繁殖することがないため、赤ちゃんやペットのいる家庭には最適だからです。
そんなフローリングも、年月の経過とともに傷が付いたりかけたりして傷んできます。
内装工事の一つにはフローリング工事も含まれ、その工事には2つの方法があります。
現在のフローリングをそのままに、その上に新しいフローリング材を重ね張りする方法と、古くなったものを剥がして新しいものを張り替える方法です。
重ね張りのメリットは剥がさないことで工事期間が短くて済むことと、剥がさないために廃材が出ないことで費用が安くなる点が挙げられます。
一方、剥がさないことによってフローリングの差がどうなっているかを確認できないのは、最大のデメリットです。
長い年月が経っている場合や腐食が気になるならむしろ剥がす方が安心でしょう。