古くから日本の家屋の壁は、土でできていました。
いわゆる塗り壁と呼ばれるもので、珪藻土などがよく用いられています。
昨今、風呂上りのマットに用いられて人気となっている珪藻土は、バスマットという使用目的からもわかるように、湿気を吸収しやすいのが特徴です。
この観点から見ると、湿気の多い日本の家屋の壁が塗り壁だったことは容易に理解できます。
最近塗り壁が見直されてきているのは、塗り壁が水と土、さらに藁などの自然素材でできているため、体に優しい空間を生み出してくれることです。
さらに湿気の多いときは吸湿し、逆に乾燥するとその湿気を吐き出すといった具合に、湿度管理を自動的にしてくれます。
これが赤ちゃんやペットに優しいのはもちろん、住む人みんなに優しいことから、塗り壁の内装に変更する家も増えています。
左官職人の技が物をいう塗り壁の内装を施すなら、専門業者に頼むのがベストです。