新しく建てられる住宅のほとんどが天井はクロス、壁は壁紙、床はフローリングという仕様がほとんどです。
そんな中、ウッディで落ち着いた印象の木を用いた内装にしたいという希望が増えています。
もともと天井はクロスを貼っていて、壁も壁紙にしていたという場合、板張りに変えることで比較的簡単に木のぬくもりあふれる内装に変更が可能です。
また、窓ガラスの結露がひどい場合や北向きの部屋は常に湿気がひどいという場合には、壁紙を剥がしてその下のベニヤ板の状態を見ることも必要です。
ベニヤ板がベコベコになるほど湿気でダメになっているなら、思い切ってすべて取り外し、浴室などで使われる湿気に強い檜やヒバといった木材を使って、部屋を丸ごと板張りにする方法もあります。
こうした板張りの内装は木を丹念に組み合わせる作業が必要ですので、専門家に頼むことが不可欠です。