内装のプロと呼ばれるインテリアデザイナーは、家具や照明のデザインをするだけでなく、内装の設計や企画などの業務全般に関わります。
デザイナーが最も重要視するのは施主がどのような内装にしたいかという点で、その要望に応えることがデザイナーの大きな使命といってもよいでしょう。
施主によっては、デザイナーならどんな無理難題も叶えてくれると思っていることも多く、可能な限りその希望に近づけるのがデザイナーの腕の見せ所です。
内装の希望やコンセプトを聞き、間取りや設計図を確認してデザイン画を作成したら、施主と建築士を交えて何度も綿密な打ち合わせを行います。
細部にわたって修正を繰り返し、いよいよ内装となったら必要な資材などを取り揃えます。
職人さんたちに細かい指示を出しながら作業を進め、最終的に内装が終わった時点で施主に引き渡すというのがデザイナーによる内装です。