長い間同じ家に住んでいますと、どうしても経年劣化が目立ってきます。しかし、内装工事をしっかり行うことで、家の中が新しく綺麗で安全な暮らしになり、今までとは違う新しい家として生まれ変わります。内装工事は、家を長持ちさせるだけでなく、”住みたい”と感じさせるために必要な大切な工事です。そんな内装リフォームも、さまざまな工事内容があります。内装リフォームの工事を詳しくみていきましょう。
1.内装リフォーム色々①クロスの張り替え
内装リフォームで真っ先に考えられるのが、クロスの張り替えです。喫煙者がいる家ではヤニで白かった壁も黄ばんで変色してきます。もちろん、それだけではなく生活をしていくうちにクロス自体も劣化します。20年に1度にはクロスの張り替えを必ず行うようにしましょう。もちろん、10年おきでも構いません。一定の期間で張り替えを行うことで、常に清潔な部屋を保つことができます。
クロスの張り替えには、布、紙クロスを使用します。紙クロスは低価格です。もちろん、1㎡あたりで費用が組まれますので、範囲が広ければ広いほど高くなります。クロスは、何度も張り替えることができますが、あまりに張り替えをしすぎると前のクロスの跡が目立ってしまいますので、張り替えるペースも考慮して検討しましょう。
2.内装リフォーム色々②フローリングの張り替え
フローリングを変えることで、家の雰囲気を大きく変えることができます。最近では、フローリングを無垢（むく）床のフローリングに変えて、おしゃれかつ温かみのある空間に変えている方もいらっしゃいます。
最近流行している無垢床のフローリングは、どのような特徴があるのでしょうか。
2-1.無垢床のメリット
無垢床は、他のフローリングに比べて結露ができにくいという特徴があります。また、耐久性もありますので、見た目だけでなく機能面でも無垢床を採用する方は一定数いらっしゃいます。
2-2.無垢床のデメリット
一方でデメリットは、フローリングの素材の中でも高価なものになること。また、材料が均一ではありませんので、変色したものや傷んだものなどばらつきがあります。そのため、完成時に統一感のある色を再現することは難しいでしょう。
フローリングは、無垢床以外にもさまざまな材質での張り替えが考えられます。材質によって価格と部屋の雰囲気が決まりますので、特性を考えて選定しましょう。
3.内装リフォーム色々③玄関ドアの取り替え
玄関の扉を思い切って変えるリフォームもあります。玄関は家の印象を決めるものです。ドアを変えることで、家の雰囲気をがらりと変えることができます。玄関ドアの取り替えでは、次のポイントに注目して検討をすると良いでしょう。
3-1.デザイン性
家の顔となるデザインに特に力を入れて選定するという方法です。このとき、扉だけリフォームするのであれば、家の外観と合ったものにしなければいけません。家の外観を無視した玄関扉は、バランスが崩れてしまいますので、全体のバランスを考慮しながら検討しましょう。
3-2.防犯性の高い扉
玄関は、泥棒が侵入する経路でもあります。一軒家に入る泥棒のうち15%が玄関から侵入すると言われています。そのため、鍵をディンブルキー、ウェーブキーにすることで防犯性を高めることもできるでしょう。また、利便性を考えて鍵をかざすだけで施錠ができるリモートキーにしても良いでしょう。
3-3.断熱性の高い扉にする
寒い地域では、断熱できる扉かどうかも重要です。断熱性の高い玄関にすれば、冷気をシャットアウトすることができます。玄関周辺が寒くて仕方がないと感じているのであれば、断熱性のある玄関扉に変えることをおすすめします。
４.内装リフォーム色々④玄関前のタイル張り替え
玄関前のタイルの張り替えも、リフォーム時にやると雰囲気をがらりと変えることができます。このとき、玄関と合わせてリフォームをしますと、玄関周辺に統一感ができ、家の雰囲気を良いものへと変えることができます。
また、玄関前のタイルでは素材によって印象や特性が大きく異なりますので、どのような材質があるのか把握しておくと良いでしょう。
4-1.コンクリート製
コンクリート製のタイルは、耐久性が高くシンプルな玄関を演出することができます。デメリットは、雨の日にすべりやすいということです。また、デザインが無機質なものになりますので、石畳と組み合わせることで、おしゃれなものにすることができます。
4-2.天然石
玄関周辺を高級感を演出したい方は、天然石を使用したタイルにすると良いでしょう。天然石のタイルは、重厚感が出るので優雅な空間を演出できます。しかし、天然石の場合価格が高く、場合によっては、シミになりやすいこともあります。そのような点を考慮した上で、天然石の検討をしましょう。
4-3.レンガ
玄関前をレンガに変えることで、洋風な雰囲気を作ることができます。また、レンガは曲線を描くことができますので、玄関までの導線をおしゃれな曲線にすることも可能です。レンガは、風化してしまいますので、他の素材に比べて劣化が早く定期的なメンテナンスが必要です。
5.まとめ
内装のリフォーム工事は、種類が多く、どの工事を行うかによって、家の雰囲気が大きく変化します。そのため、内装工事を担当する業者は内装工事をたくさん手がけている会社に依頼をすると良いでしょう。
「株式会社サングレード」では内装工事を得意としています。お客様の要望に合わせた施工プランを提案しています。関東でリフォームに悩んでいる方は、是非弊社にお任せください。
