内装工事の施工管理を行うにあたっては、必ず建築施行管理技士の資格を有する人物が必要です。
内装工事は天井や壁の塗装にクロスの張替えなど、作業は多岐にわたります。
安全管理に努めていても作業環境が整わない場合は、難しい姿勢での作業を余儀なくされることも少なくありません。
そのような状況下でも安全に内装工事を行えるよう、安全性やスケジュールなどを管理し、監督する必要がありますが、これらを一手に担うのが内装工事における施工管理と呼ばれるものです。
内装工事の施工管理には専門知識が欠かせませんので、管理責任者は建築施行管理技士の有資格者となります。
担当できる有資格者の等級は1級と2級取得者で、1級建築施行管理技士を持っていれば内装の監理技術者と専任技術者、主任技術者のすべてを兼任することができます。
施工管理業務は施工計画の作成から現場での管理監督まで幅広く行います。